23日から事業仕分け第2弾が政府の行政刷新会議に
より始まりました。
報道をみると前回よりはやや注目度が低く映りますが、
会場は入場も制限されるなど相変わらずの熱気のよう
です。
私はこの「事業仕分け」について素直に評価してい
ます。
財務省主導だ、とか、単なるパフォーマンスだ、などと言
われることもありましたが世論調査では約90%の方々が
評価されていました。
まず財務省主導というのは当たっていません。というか
私に言わせればそれはさほど問題でありません。
そしてパフォーマンス。確かに事業仕分けの決定は法的
な効力を持ちません。
いわゆる「仕分け人」の方たちは怒りそうですが、私は
ある意味パフォーマンスでも構わないと思っています。
では「事業仕分け」の何が重要なのか、画期的だったのか
というと
ある事業について一切知らされてこなかった予算編成
という部分を可視化したことです。
だから国民全員が細部まで見ることができ、その決定
が世論に評価されたのなら無視することはできないと
いうことです。
後から違う判断をするにはその説明が必要になります。
これが事業仕分けの“肝”なのではないでしょうか。
もちろんまだまだ改善の余地はあるのでしょうから多くの方に
アドバイスなり批判なり頂きながら進めていけば良いと考えて
います。