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中国残留孤児配偶者支援法の集会出席

2013年6月17日(月)

本日は、朝から5分刻みに日程をこなしながら、午後からは中国残留孤児の配偶者支援の集会に「生活の党」事務総長として出席しました。

中国残留孤児の配偶者支援とは:

今の支援法は残留孤児がなくなったあとの配偶者には、新支援策で孤児に保障されている満額の国民年金が給付されなくなる制度です。

40年以上にわたり孤児を支え続けた配偶者は、祖国に帰りたいという孤児の願いを受け止め、日本に骨を埋める決意で40歳代後半から50歳代になってから、帰国する孤児と共に来日しました。帰国後は自立支援の政策がほとんどない中、言葉の壁に悩み、低賃金・重労働の職に就いて働き、孤児と同じか、それ以上の苦労をしてきました。配偶者は養父母と同様、日本人孤児を支えてくれた恩人であります。配偶者の老後の生活の不安がなくなるよう法改正をしていかなくてはなりません。

会場に集まられた200人の残留邦人の皆様に「私の家族も大分県で満州からの引上げ家族でした。もし政治情勢がちがって日本に引き上げることができなかったら、私も皆さんと同じ状況におかれていたと思います。配偶者の老後を保障するのは日本政府の責任です。超党派でこの支援策を実現していくことをお約束します。」と思いの一端をお伝えしました。

中国残留孤児についてはこちらへ
NPO法人 中国帰国者 日中友好の会
http://www.ab.auone-net.jp/~jc-yuko/index.html