今日は午前中に国土交通議員政策研究会分科会に
出席しました。
ここで観光庁から主要政策課題について説明があり、
質疑をおこないました。
日本国内の旅行消費額は平成19年度で23.5兆円あり、
これは
外食産業(24.7兆円)、
自動車(15.6兆円)、
百貨店・総合スーパー(15.2兆円)などをみてもかなり
大きな額となっています。
にもかかわらず、GDPに占める観光GDPは他国(4~5%)
と比較しても1.9%とかなり低いものになっています。
当然、総雇用に占める観光雇用のシェアも他国の約5%と
比べ日本は2.8%と低水準にあります。
ただ、これは逆に言うと日本の観光に大きな「可能性」
があることを意味しており、今後の取り組み方によっては
ここから日本の再生を図ることができると思います。
具体的には、
●訪日外国人旅行者をどのように増やしていくのか
(現状把握・将来の目標・プロモーション・観光査証・ニュー
ツーリズムの開拓・受入環境の整備や人材育成など)
●国内の観光産業の活性化と雇用創出(観光圏の形成
・休日分散化など)
などが話し合われました。クリアすべき問題や課題が多数
あることは重々承知していますが、現在熾烈な国際競争が
おこなわれている観光産業で、ただ指をくわえてみているの
ではなく、積極的に勝ち取っていく努力が必要だと感じてい
ます。










